推しへの手作りファンレターの話

推しへ出した第一号の手紙は、実は何も手元に残っていないんです。

「この人を推そう!」と思って書いた手紙ではなくて、あくまで原作ファンとして1回ぽっきりの感謝の手紙を書いたってスタンスでした。

だから家にあった余り物のレターセットで書いたし、文具もこだわらず黒のボールペンで書いたような記憶があります。

そしたら第一号を預けた日に観劇した舞台の感想を次の観劇日に持って行って、その次もそうして…ってやっていくうちに「あれ?これもう推してるかもしれないな?」と4か月後にようやく手紙の下書きを記憶するようになりました。

その時はEvernoteにファンレターのフォルダを作って、そこに本書きする前のワードデータを入れておくという方法。(※)

だから清書するときに端折った文も残っているし、本人のもとにどんな手紙が届いたか今となってはわからないんですよね…。

どんな便箋使って書いたか・当時の筆跡の汚さとかそこに込められた思いとか、書き間違いとか(笑)

自分が書いた手紙を読み返すのって結構面白いので、書いた手紙は写真で残しておいたほうがいいですよ!おすすめ!(笑)

Evernote(※)の詳しい紹介はこちら

目次

推しに出したファンレター100通を時系列で並べる

ファンレター1通~5通目

記録なし。家にあった便箋とボールペンで書いていた。

敬語で、とにかく丁寧な文章と感謝の気持ちを伝えることに重点を置いてた気がする。

ファンレター10通~20通目

春なら桜、夏なら入道雲、秋は紅葉、そういう季節ごとの便箋・封筒別売のちょっとお高いLOFT・ハンズのレターセットを使いだす。

推しは朝から晩まで劇場通いで四季を感じる暇もないだろうから、少しでも「もう夏だな~」とかそういう風情を感じて欲しいなあと思って選んでいた。

同時期に他俳優を推し始めた友人たちは、早いうちから固定の便箋・決まったインク&万年筆を使って認知を狙って書いていて、最初は「どうせ私は長く推さないし認知もいらないから家にある便箋でいいよ~」と言っていたにも関わらず、この頃は手紙認知が欲しくなる。

ファンレター20通~30通目

この頃はてブロに出会い、推しインク&推しレターセットなるものを知る。

推しレターセットは資料請求までして、作る気満々だったんだけど、推しの名前も入れたデザインで「推し」にしか出せない便箋を数万円かけて作るのは明日推しを推すのを辞めるかもしれないし、明日推しが炎上するかもしれないし、リスク高いな、と思って作れなかった…。

あと意外と印刷してもらえる紙の種類が少ないんですよね~~。

個人的にピンとくる紙がなかったのもあって、結局紙問屋で好きな色の封筒を取り寄せて、アイロンで作れる箔押し封筒自作しようとしたんですけど、それもめんどくさくてやってない。

推しインクは愛用してます。作って2年目?なんですがもうすぐ使い切ってしまう。。

色を調合する作業は楽しかったんですけど、結局似たような色のインクは既製品で安価であるな、ということに気づき(笑)

次は市販のインクを買う予定です。

でもオリジナルインク作るの最高に楽しかったな~。

このあたりから書きあがった便箋を写真に撮るようにしています。

ファンレター40通~50通目

ただひたすらに舞台の感想書いてたようです!(ログを読み返す)

この頃から現在も続いてる封筒デコに固定化されて、それは身バレするので晒せないんですけど作品に合わせて作った単発の封筒デコが出てきたので晒します(笑)

劇団シャイニングのイメージで作った手作り封筒

忍び道のキービジュアルをイメージして作った封筒。

花びらのシールが高くて毎回テーマに合わせてシール買うのはちょっとな…と挫折。

男水!のイメージで作った手作り封筒


考えなしにToolsで洒落た水イメージの封筒やら包装紙を買い込み(※写メ上)色々試案した結果観劇日が迫り、ジャミラのコラージュになった(笑)

男水!のとき、推しは肩幅広いことでジャミラといじられていまして。そのノリで作ったジャミラ封筒。

左下のイラストはキャラの顔を総柄にするつもりがお蔵入りになったんですけど結構似てません!?安西くんと秋人くんがお気に入りです。

トレペ封筒いいですよね~~~!大好きです。隙あらば使いたい。

この頃、体感として推しは手紙を読まないタイプの俳優だな、って思ってて。(本当は読んでたかもしれないけども!)

読まなくても、せめて封筒は手元に行くだろうから、封筒で楽しんでもらえたらいいな、封筒で言いたいこと伝わればいいな、という試行錯誤が見られます。

ただ凝ったデコ封筒を作る気力まではなかった…。

この頃書いていた実際のファンレター記事はこちら

ファンレター60通~100通目

50通以降は推して3年目の頃。

このあたりから顔と名前を認知されていて、フランクな内容を書くようになりました。

あと現場がアイドルのCDリリイベ続きだったので、書くことないような気がするんだけど一体なに書いてたんだろ…w と思ったけどログ見るとやっぱりリリイベについてはあんまり言及してなくて、出演映画の感想とか舞台の感想を書いてました。

最近は推しの現場が1か月1回なことが多いので、伝えたいことが多くてついつい便箋5枚とかいっちゃいます。

まとめ

というわけで、「タフグミちゃんも同じ便箋で書きなよ~覚えてくれるかもよ~」って友達に「いいよ~私そこまで熱心に応援しないもん~」って言っていた1通目の私~~~~~~!聞いてるか!?

100通超えたぞ~~~~!?!?!?

推し便箋作っても使い切るかわかんないし~って言ってた30通目の私も、作ってもよかったんじゃない?って今なら思う。

前回も書いたんですけど、書いても書いても私信みたいな手ごたえはなくて、ひたすら壁打ちしてるような気持ちでした。

でもブログ書いてないこの数か月の間に読んでくれてたんだなあ…と思う出来事が色々あって、今までの手紙たちが成仏したなあと思ってます。

この記事を書くにあたって、久しぶりに初期の手紙読み返していたら、忘れていた推しの演技ここが良かった!って話とか当時流行ったネタとか出来事とか、そんなこともあったなあと懐かしくなりました。

「これが最後の手紙かもしれないな」と思いながらいつも書いてるので、200通目まで書きます!って言う自信はないんですけど(笑)

映像にシフトチェンジを目指す彼に最近では会える機会が減ってるので、1回1回の現場で出せる手紙を大事にできたらいいなあと思います。

箔押し便箋を作らなかった代わりに、デコ封筒やってみたいな!

ガラスペンも欲しいし、レタリングもしたいし、美文字になりたいから習字教室行ってみたいなとか、夢が広がりますね。

リプで簡単に感想が送れる時代ですけど、やっぱり手紙って文字や文面に個性が出ると思うし、気持ちも一緒に運んでくれる気がするので、これからも出来る限り正直に、まっすぐにお手紙書けたらいいなあと思います。

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この記事を書いた人

2.5次元俳優を約5年応援していた俳優ヲタク。その前はジャニヲタ、アニメオタク。特技は先着発売のチケットを取ること。

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